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言語文化教育研究学会 第17回交流会に登壇しました

特定非営利活動法人glolabのコーディネータである人見が、言語文化教育研究学会(以下、ALCE)の「第17回交流会「外国につながる高校生の大学進学―受験制度を捉え直してみよう」に登壇しました。


概要

■ 日  時:2021年9月4日(土)
■ テーマ:「外国につながる高校生の大学進学―受験制度を捉え直してみよう」
■ 講演者 : 特定非営利活動法人glolab コーディネーター 人見 美佳
       他団体コーディネータと当事者
■ 参加人数:35名
■ 形式:オンライン
■ 流れ:
   1. 登壇者3名に対してそれぞれALCEの担当者がインタビュー
   2. ブレイクアウトルームに分かれ、参加者との質疑応答
   3. 参加者同士の振り返り
   4. 全体での振り返り


当日の様子

ALCEでは2018年度から 「交流会」を始められ、交流会では、多様な背景を持つ参加者との、対等な関係性における相互構築的な対話をめざされています。今回は、外国ルーツの高校生が大学進学を目指す際にどのような構造的・制度的問題に直面するのか、情報を共有し、問題への理解を深めることを目的に開かれ、glolabの人見と、他団体のコーディネータそして大学進学を果たした当事者の3名がスピーカーとして登壇しました。

 まずは、各スピーカーにALCEの担当者からインタビューが行われました。glolabの人見からは、外国ルーツの子どもたちが主体的にキャリア形成していくための支援に対して、glolabがどのように取り組んでいるのかをお話いたしました。


次に、ブレイクアウトルームに分かれ、参加者からのご質問にお答えしました。現場で実際に支援をされている先生や大学の研究者の方々から様々な角度でご質問をいただきました。

 中でも、人見からは在留資格や奨学金、入試制度に対して理解を深めていただくことの必要性についてお話させていただきました。理解を深めることによって、ひいては、制度の改変へと繋がる可能性も含んでいると思います。

参加者の方の満足度も高かったとお聞きしております。引き続き、外国ルーツの高校生に対する関心が高まっていくように、glolabの活動を広めて参りたいと思っております。

ALCEのHPに、グラレコの活動報告が掲載されています。ぜひ、ご覧になってください。

報告執筆:人見 美佳