都立六郷工科高校で外国ルーツの生徒向けにキャリアワークショップを開催しました

2019年5月30日に、東京都立六郷工科高等学校定時制で、キャリアワークショップを実施しました。

外国にルーツを持つ若手社会人２名と大学生１名が、自分の高校時代を振り返り、これまでの自分、これからの自分について高校生と語り合いました。また、大学生はワークショップの企画と当日のファシリテーターとしての役割も担いました。
３名のスピーカーは、高校時代にがんばったこと、楽しかったことはもちろんのこと、大変だったこと、つらかったこともオープンに語ってくれました。 参加した高校生からは、「同じルーツの先輩から話が聞けてよかったです」「あきらめないことの大切さを学びました」などの感想がよせられました。

一歩前を歩む先輩のストーリーを聞いて、進路について自分で考え、人生を切り開いていく方法を学ぶ。 glolabは、こんな授業を都立高校で実施していく予定です。 今回参加したスピーカーは3人とも、母国で中学校を卒業して来日したため、中学校に入学できず、「学ぶ場のない子どもたちに学ぶ場と居場所を提供している、たぶんかフリースクール」で日本語と教科を学び、高校に進学することができました。 glolabは、このような逆境を乗り越えた若者と高校生をつなぎ、学び合うコミュニティをつくっていきたいと考えております。