東京都立六郷工科高等学校での社会人との交流ワークショップを実施しました
特定非営利活動法人glolab(グロラボ)は、外国にルーツを持つ高校生が在籍する東京都立六郷工科高等学校(東京都大田区)にて、2021年3月18日に社会人との交流ワークショップ「はじめの一歩」を実施いたしました。このワークショップは、外国にルーツを持つ社会人の先輩との交流を通じて、対象の高校生の皆さんが今後の高校生活や卒業後の進路を考えるヒントを得ることを目的としています。
ワークショップ 概要
■ 日 時:2021年3月18日(木)
■ ワークショップ名:「はじめの一歩」
■ 講演者 :ゲスト ナジフさん
特定非営利活動法人glolab
コーディネータ 人見 美佳
コーディネータ ファム
■ 参加者 :六郷工科高等学校定時制 生徒さま
■ 参加人数:4名
■ 講義形式:対面授業
■ ねらい:
外国にルーツを持つ社会人の先輩との交流を通じて、高校生の皆さんが今後の高校生活や卒業後の進路を考えるヒントを得ること
当日はペルー出身のナジフさんをゲストに迎え、定時制在籍の1年生4名と「偏愛マップ」や「ライフラインチャート」に取り組み、最後に「ナジフさんのパーソナル・ストーリー」をお伺いしました。
glolabメンバーやナジフさんと初対面ということもあり、初めのうちは多少緊張していた様子の高校生の皆さんでしたが、「偏愛マップ」で自分の好きなことについてお互いに共有しあうことで緊張が和らいだ様子でした。「ライフラインチャート」では過去5年間の思い出深い経験を振り返ることで相互理解を深めていました。そして、最後のナジフさんのパーソナル・ストーリーでは、日本社会で生きていく上で、改めて日本語を学ぶことの重要性を確認し、「漢字の練習今よりも頑張ります!」と皆さんが感想を述べていたことが印象的でした。

(ライフラインチャートの例)
glolabでは今後も外国にルーツを持つ高校生の皆さんが、自分のことや進路・キャリアについて視野を広げ、考えを深める機会を提供しています。外国にルーツを持つ高校生を対象としたキャリアワークショップ開催依頼やお問い合わせは、こちらより受け付けております。
ゲストのナジフさんの記事はこちら。

(写真右側ピンク色の服を着た方がナジフさん。テーブルの両側に座っているのが生徒の皆さん。写真左奥はコーディネータの人見。)
報告:ファム・人見